「残業代ゼロ」で早く帰る?
長く働くほど残業手当がもらえる仕組みを変えれば、労働者が働く時間を弾力的に決められ、結果として家で過ごす時間も増える
と安部総理はお考えとのこと。
http://weekend.air-nifty.com/todo/2007/01/post_8b3e.html
と言うことはですよ。今のサラリーマンは残業代を稼ぐために長く働いているのであり、働いた分だけ残業手当をもらっていると言うことですね?
同じだけ働いても残業代がもらえないとなれば、皆長く働くのを止めて早く家に帰るようになると。
確かに現行の労基法では長く働くほど残業手当がもらえる。ことになっている。
だがいったいどれだけの企業できちんと残業代が支払われているのか、厚労省からの報告は耳に入っていないのだろうか?
日本人は金のためじゃなく責任や誇りのために働く。残業代が出ようが出まいが仕事が残っていれば最後までやる。
経団連はそれをちゃんと分かっている。日本人が働く限りサービス残業は絶対に無くならないのだ。
だから現状を合法化するには、残業と言う考え方自体を無くしてしまうしかない。それがホワイトカラーエグゼンプション提案の本質だ。
だからホワイトカラーエグゼンプションになれば、皆が早く帰るようになるなどと言うことはあり得ない。
従来は違法だった長時間労働が合法化されてそのまま継続されるだけだ。
安部総理の予測は現実を知らないおめでたいものであると言わざるを得ない。
そもそも人が金で動くと思っているところが根本的に間違っている。日本の勤勉な労働者に対して失礼である。
今年もこの件については、折に触れ書きたくなるはずである。