過労死、増加も (2006年4月17日 日経新聞)
http://www.jnppc.jp/modules/bwiki/53.html
「過労死、増加も」
もう一つ論議を呼びそうなのが、労働時間制度の見直し。
労働時間を自分で決める自律的労働時間制度だ。
米国のホワイトカラー・エグゼンプション(労働時間規制の除外)を参考にしており、
管理監督職以外の中堅幹部従業員に、労働時間にかかわらず、成果に見合った賃金を払うというものだ。
労働基準法の下では、システムコンサルタントなどのように
「みなし労働時間制度」の適用従業員でも、午後十時以降や休日の労働に対し、
会社は割増賃金を払わなくてはならない。同法が企業に割増賃金の支払いを
義務付けるのは長時間労働に一定の歯止めをかける意味がある。
自律的労働時間制度の下では会社は対象従業員の労働時間を管理せず、
割増賃金も払わなくて済む。労働法に詳しい棗(なつめ)一郎弁護士は
「時間管理がなくなれば長時間労働が助長され、過労死がさらに増える可能性がある」と指摘する。